窪田貞三氏(理念経営協会 理事長)

松下幸之助に学ぶ理念経営をご指導されておられる窪田貞三先生(理念経営協会 理事長)が日刊建設通信新聞社の書評欄で「小説やらまいか 豊田佐吉傳」を紹介して下さった。

多くの信奉者がある窪田先生のお言葉だけに、重い。先生、有り難うございました。

理念経営 『潰さない経営』の極意窪田貞三氏の著書「理念経営 『潰さない経営』の極意」は、北見昌朗もお勧めします。経営の根本の根本を教えて下さっています。

序 章 経営の根本となる「理念」
第1章 「理念」を創造し、「夢の実現」「全社員経営」を目指す
第2章 本質的経営を考える ̶̶理念の創造と実践
第3章 夢実現経営を掲げる ̶̶ビジョンの創造と実践
第4章 全社員経営に取り組む ̶̶経営戦略の実践
第5章 理念経営を促進するためのヒント集

親子愛が心を打つ

窪田貞三理念経営協会 理事長
窪田貞三

世界のトヨタグループの創始者、豊田佐吉翁、しかし、佐吉翁の本もテレビドラマもありません。私はそれが不思議でした。そんな時に吉報が、それも私の知人から届きました。

その知人とは、北見昌朗先生です。北見先生は社会保険労務士として北見式賃金研究所の代表として、多くの企業を支援してきた中部地区を代表する有名な先生ですが、文章力に優れ、数々の本を出版されてきました。ペンネームは北路透という素敵で遊び心のあるペンネームです。

私に届いた吉報は「小説やらまいか」という本の出版でした。今まで誰も書かなかった、豊田佐吉翁の物語です。それも、佐吉翁の母ゑいさんを語り部とした、親子愛まで描いた小説です。

内容的には、豊田佐吉翁の生誕から始まり、日本で初めての蒸気で動く織機を作るまでの苦労話は、一企業の成長ではなく、日本を豊かにするといった大義を元に描かれ、その後世界のトヨタがどのようにして生まれたかを、読みやすく、心温まる内容で描かれています。

また、今の時代に最も必要な「尊徳」の精神や目標に向かって、決して諦めない「挑戦」する心など、我々が生きていくための勇氣や希望をくれる本です。是非皆様にお読み頂ければ幸です。