長井義夫氏(株式会社ウィッシュ 社長)

長井義夫氏

長井義夫氏

岐阜の保険代理店 株式会社ウィッシュの社長 長井義夫氏が推薦文をくださった。

長井氏のウイッシュは保険代理店の世界では全国屈指で、岐阜ではダントツ!
http://wish-jp.com/recruit/message.html

また、京セラの稲盛和夫氏の盛和塾でともに塾生という仲でもある。
その長井氏に褒められるのは光栄至極だ。

ハラハラドキドキのドラマ

株式会社ウィッシュ 代表取締役
長井義夫

トヨタグループの基礎を創った豊田佐吉の一生を、佐吉と佐吉の周りとの人間関係の姿がリアルに表現されていました。佐吉の性格や取り巻きの人物のやり取りがドラマチックに書かれており、一気に読んでしまいました。

また、当時の時代背景も詳しく書かれていたり、名古屋弁をはじめとした方言も面白おかしく書かれており、たいへん楽しく読むことが出来ました。

小説の中に好きな言葉がありましたので少しご紹介したいと思います。

佐吉は父親から「ええかい、男は四の五のいらぬことを考える必要はねえ、志を立てた以上、迷わす一本の太い仕事をすればよいのじゃ。お天道様は必ず見ていてくれる」と言い聞かせていた。

次は佐吉が長男の喜一郎に行った言葉が「いいか、わしが今日あるのは、天の心というものじゃ。それなら、こちらも社会へ奉仕せにゃいかん道理じゃ。『誠実』というその字を見ろ、言うことを成せという言葉なんだよ」素敵な言葉でした。

佐吉がさまざま壁にぶち当たり、決断して前に進んでいくさまは一人の人間の強い意志を感じるとともに、自分に置き換えてみた時には、どのような判断をしていたかと自問自答して読んでいました。小説のストーリーはハラハラドキドキのドラマチックに書かれており、テレビドラマにしたら大変面白いのではと思いました。

ぜひ皆様にも読んでいただきたい小説です。